レッスン・講習会
イベント情報
リアルフィットネス
フィットネス入門
K3メイト
オリジナルエクササイズ
人材紹介
流行・発信
会社紹介
ネットショップ
お問い合わせ
 鈴木孝一の熱い思い(2009年掲載分)
〜〜鈴木孝一のフィットネスに対する熱い思いを皆様にお伝えします〜〜
大晦日 [2009.12.30]

明日は2009年最後の日「大晦日」です。そして今年最後のフィットネスイベント「大晦日デイリーエアロレストラン」を開催します。
このイベントを開催するにあたり、主催者、協賛社及びインストラクター等、多くの方々にご協力をいただき、そして多くの方々にご参加いただけることになりました。終わりよければすべてよしという言葉がありますが、明日は皆様に喜んでいただき、来年また素晴らしいスタートがきれるように気を引き締めて、最後の日を締めくくりたいと思います。


道 [2009.12.23]

フィットネス人口100%という究極の目標を掲げて、それが自分の道だと思って進み続ける毎日。改めて考えてみると、はじめから道があったのではなく、自分の後ろに結果という道が出来たのだと思うのです。きっと12月というこの時期だから、立ち止まって後ろを振り返る気持ちになるのだと思うのです。来年のこの時期も1年間頑張った分、少し道が伸びていると思うのですが、後から歩いてくれる後輩にがっかりされないよう、しっかりとした道をつくらなければならないと思うのです。


考えさせられる [2009.12.16]

固形石鹸を泡立てて手を洗うことができない子供が増えた、という話しを聞きました。たしかに最近の石鹸は、押すと泡が出るのが主流になってきたように感じます。衛生面を考えた場合、確かにこの方が良いのかもしれませんが、手を適度に濡らし、固形石鹸に水分を調合しながら手をこすって泡立てるということは、大げさかもしれませんが、無から有を生むことに繋がる行為だと思うのです。できなかったことが、できるようになるという進化の原則の中で、世の中の進化と人間の進化とのギャップに戸惑い、そして考えさせられます。


いただきます [2009.12.9]

毎日美味しく食事をいただけることは、本当に有り難いことです。自分が生きるためには、食事というかたちで、他のいのちを頂くということです。この事実を改めて考えてみると、自分は生きているのではなく、生かされていると思うのです。今日も食事を目の前に手をあわせ、有り難い気持ちでいただきます。


文明進化 [2009.12.2]

世の中は、様々なものをオートメーション化し、出来るだけ楽に生活がおくれるということを文明の進化として捉えてきたと思います。もちろん、便利になるということは素晴らしいことだと思います。しかしこのことにより、人間の身体は少しずつ退化していったと思うのです。筋肉は抵抗に逆らうから強くなるのに、抵抗となるものが徐々に少なくなってきたように感じます。このことにより、人間の身体に従来そなわっている適応性というものが、楽な方に適応してしまったと思うのです。歩くことがおっくうになったり、階段が辛くなったりなど、基礎的体力が低下したと思うのです。
健康運動指導士としては、一生共にする自分の身体も文明同様、進化させてほしいと思うのです。


ピンチ [2009.11.25]

何かに向かってチャレンジしたり、やっていることが機動にのりはじめると、かなりの確率で訪れるピンチの場面。人はよく、この人はピンチに強いとか言うけれど、ピンチが人を強くすると思うのです。逆境を乗り越えるから、人は強くなれると思うのです。何もかも上手くいくことは素晴らしいけれど、上手くいかなくても、それが自分に課せられた試練として捉えればまた一つステップアップできると思うのです。


油断大敵 [2009.11.18]

様々な障害のある方々が、僕のレッスン(障害者運動教室)にいらしてくれます。視力障害や聴覚障害などがある方々が杖などを頼りに、慎重に気をつけていらしてくれます。来るだけでも大変なことです。しかしながら、世の中を見てみるとどうでしょうか?歩きながらの携帯メールに、耳にはヘッドホン。健常者と言われている一般市民の有り余る無防備さ。何が起こるか分からないこの社会の中で、目や耳を塞がれて普通に通勤通学することは本当に恐いことだと思うのです。今日、何も無かったことは本当は奇跡で、本当に有り難いことなのだと思うのです。


花 [2009.11.12]

部屋の中に一輪の花があるだけで、元気な気持ちになり、心豊かになります。何も語らない、ただ咲いているだけなのに、人にパワーを与える花のチカラは凄いと思います。
人の心を動かし、やる気にさせるために一生懸命に話しかけ、説得や説明を繰り返す自分自身。ただただ咲いている花を見ていると、様々なことを常識と思い込み、捕らわれていた自分に気づかされます。


デイリーエアロスターズ [2009.11.4]

昨日、第3回目となるデイリーエアロスターズを開催しました。このイベントは、参加者の中から輝いているスターズを選抜してステージ上でインストラクターと一緒に踊るというものです。普段はインストラクターを見ながら踊っている方が、見られるという立場に変わるのです。選ばれるかもしれない緊張感。選ばれた時の緊張感。選ばれて大勢の参加者の前で踊っている緊張感。それらは、日常では体験できないものだと思います。そしてこの様な経験は、その人の人生において大きな財産になると思うのです。多くの皆さんの協力のおかげで、このような感動的な場面に携わられるということは、本当に幸せなことです。


人知れず [2009.10.28]

人のため、世の中のためになる様な良い行いを、人に気付かれないように行ってみる。小さなことからそのことを意識して、毎日の生活の中で行ってみる。電車の中で席を譲りたいと思った時、声を掛ける勇気がなければ、電車から降りるふりをして席を立つ。洗面所で手を拭いたペーパーを捨てる前に次に使った人が気持ち良く使えるよう、洗面台の回りを拭いてみる。駐輪場で他の人の自転車が飛び出ていたら、中に戻してみるなど、見返りを求めず、ちょっとしたことをさりげなく行なってみる。
そういう日々を送っていると、自然に心が豊かになります。同時に、自分としては人に気付かれずさりげなく行なっているのに、それに気づく方もいます。まだまだ上には上がいると思う瞬間でもあるのです。


笑う [2009.10.23]

僕も含め、僕の周りには、普段からよく笑う方ばかりがいます。笑いは、本当に不思議です。人間以外で、笑う動物は見たことがありません。笑うと元気になり、楽しい気持ちになります。嫌なことがあっても、笑うと前向きな気持ちに変換されます。良く笑う方々が周りにいるということは、幸せなことだと思うのです。


自分に学ぶ [2009.10.14]

学校で学ぶ、会社で学ぶなどなど、様々な知識は、ほとんどが外部から自分の中に入ってくるものだと思います。しかし、毎日の生活の中で「はっ」とひらめいたり、気づいたりする瞬間があります。考えてみれば、もののよし悪しなどは、誰かに聞かなくても、自分自身が感覚的に分かっているものです。慌ただしい毎日のほんの少しの時間、心静かに、ゆっくり落ち着いて、自分自身に問いかける時間、それをもつことは非常に大切だと思うのです。


第13回デイリーエアロコンテストドリーム [2009.10.7]

先日、第13回となるデイリーエアロコンテストドリームを開催しました。今回も大変盛り上がったのですが、とにかく参加者とインストラクター、協賛各社の方々や運営スタッフなど、会場全体の一体感を強く感じました。インストラクターが参加者と声を掛け合うことによりレッスンが盛り上がり、スタッフは参加者が気持ちよく安全にレッスンが受けられるようモップをかけるなど、常に会場メンテナンスに気を配り、協賛各社は商品の説明を行い参加者に喜んで頂く。このようなプラスの連鎖により、ありがとう!また参加したい!と言っていただけるようなイベントになりました。関わる全ての人が、相手の気持ちになり、そして自分自身も楽しむことが重要だということを改めて感じたイベントでした。


質 [2009.10.1]

様々なものやサービスなどが溢れている社会の中で、消費者が選ぶ判断基準として近年「質」が重要な位置をしめていると思うのです。それも本物の質、本質に価値があるように感じます。そう考えると自分自身も、人としての質というものを向上していかなければいけないと思うのです。生活をおくるうえで、衣食住という最低限の基本があるのならば、社会的地位や名誉なども大切だと思うけれど、人としての「質」はもっと大切だと思うのです。


ただやる [2009.9.23]

何かことを成そうとするとき、とかく周りの目や評価が気になってしまうものだと思います。もちろん、良い成果が出た方が良いに決まっていますが、結果ばかりを気にしてその事に縛られてしまっては、本来の出すべきチカラが出ないと思うのです。今、自分がやらなくてはいけないことを、ただ一生懸命やること。評価は後で誰かが勝手にやってくれる。そう、常に自分に言い聞かせています。


デイリーエアロオーケストラ [2009.9.16]

先日、デイリーエアロオーケストラというイベントを開催しました。初の試みでしたので、行ってみないと分からない未知のイベントでしたが、指揮者(インストラクター)と演奏者(参加者)が一丸となり、素晴らしいものになりました。振り付けを覚えて、練習して、発表するという、具体的な手段と明確な目標。同じ作品を演奏(発表)するという仲間、そこには一体感が生まれます。人に見られるということは、凄く緊張しプレッシャーを感じるものです。しかし、それをはね除けて、思い切って踊る皆の姿に青春を感じました。人はいつでも、輝くときが青春なのだと思います。


元気があれば [2009.9.9]

元気があれば、明るい性格になり、前向きな考えになり、行動する気持ちになり、チャレンジする勇気がわくと思うのです。身体を動かし血行を良くし、汗をかいて健康的な生活をおくれば、おのずと元気がわいてきます。世の中には沢山のものや、サービスが溢れていますが、やはり身体を動かすための環境が整ったフィットネスクラブや運動施設は、私たちの元気の源として重要な役割をしめていると思うのです。


掃除 [2009.9.2]

元気に鮮やかに、そして美しく咲く花を見ると、心が洗われます。美しいものを見て美しいと感じる心を持っていないと、だんだん心が汚れてしまうと思います。いつも慌ただしく、ものが溢れる社会だからこそ、日々の心の掃除が大切だと思うのです。


見た目 [2009.8.26]

この木、僕より細いのに、押しても引いても全く動かない。こんなにも細いのに、びくともしない。きっと毎日毎日、暑さや雨風に耐えて生きているから、根っこがしっかりしてきて、動かないのだと思います。見た目ではなく、見えない所に本質があり、その本質という根っこが本当は凄いのだと考えさせられます。


禅の心 [2009.8.19]

自分を取り巻く様々な欲求や執着。人間だから仕方がないと思いたいが、これらが自分自身を苦しめる根源だと思うのです。あれが欲しい、これも欲しい。こうでなければいけない、そういうものだ。このような欲や執着を、仮に一つずつ自分の心から捨ててみる。戸惑いや困惑があるが、確認しながら思い切って捨ててみる。そして最後に残ったもの、それを大切に見失なわないように生きていかなければならないと思うのです。


伝わる [2009.8.12]

先日、あるインストラクターのレッスンを何となく見ていました。マイクがあるのに使用せず、大きな声を出して汗をびっしょりかき、一生懸命レッスンをしていました。館内掲示板を見て分かったのですが、そのインストラクターはいつもの先生の代行でした。中には、いつもの先生と違うことからか戸惑う参加者も見受けられましたが、レッスンに活気を感じました。終了後にも参加者全員に目を見て挨拶をしており、そのインストラクターに人間的な素晴らしさを感じました。後から知ったことですが、そのインストラクターは指導歴も浅く、マイクも上手く使えず、レッスン終了後に落ち込んでいたそうです。僕はそのインストラクターにもう一度会う機会があれば、人の心を動かし人の身体を動かすのはマイクでは無いということ、そして一生懸命やれば必ず伝わるということをお伝えしたいと思っています。信念を持った一生懸命な人は、人の心を動かし、そして身体を動かすことが必ずできるのですから。


お陰様で [2009.8.5]

僕が社会人としてスタートした時の話しです。君は必要ないと言われたお陰で、必要な存在でいられようと努力しました。この仕事は君でなくても誰でもできるよと言われたお陰で、常に手に職をつけようと考えるようになりました。何をやっても上手くいかなかったから、物事を深く考えるようになりました。自信がなくても思いっきりやってみたから、少しだけ自信がつきました。馬鹿にされたお陰で、勉強するようになりました。色々迷い振り回されたお陰で、自分の心に信念ができました。困って困って仕方のないときに助けて頂いたお陰で、心の底から人の有り難さを感じました。そして今お陰様で、自分が思うこと、感じることを少しだけ人に話せるようになりました。


真剣に [2009.7.30]

子供のころ、よく学校の先生に真剣にやれと言われました。その頃、真剣とはどのようにやることなのか意味がよくわかりませんでした。現在は運動指導者という立場で子供達に接することがありますが、僕は子供達が夢中になるように指導しています。真剣にやれば上達するのが分かるので、その為に夢中にさせます。そして僕自身も真剣に指導します。指導は特に、一方的にやらせようとしてもダメだと思います。こちらも真剣にやらなければ、相手も真剣にならないと思うのです。


力(ちから) [2009.7.22]

人間は、様々な動物と比べてみると、筋力、持久力、バランス力、視力、聴力などなど、動物が本来持ち合わせている「力」という部分では劣っていることが多いと思います。しかし、たった一つだけ人間の方が優れていると思われる力があります。それは想像力です。先におこることを想像して動くということは勿論、相手の気持ちになって考えてみたり、将来の自分を想像してワクワクするなど、このようなことが出来るのは人間だけではないかと思うのです。現在の社会では、コンピューターなどの普及で考えたり想像したりすることが少なくなったと感じます。人間に与えられた限界の無い、史上最強の力を常に磨いてそして鍛えて、日々向上したいと思っています。


端的に [2009.7.15]

人に何かを伝える手段として、言葉があります。そしてその内容について、説明をします。わかって欲しいという気持ちが強ければ強いほど、熱く一生懸命説明をします。気がつくと一方的に、長い時間話してしまい、本当に伝えたかった要点が伝わっていなかったということが往々にしてあるのではないでしょうか。物事の本質を理解して、できるだけ端的に相手に伝えることが必要だと思うのです。難しいことなのですが、僕はこのことを常に自分に言い聞かせています。


ベテランの落とし穴 [2009.7.9]

インストラクターを長くやっていると、大勢のお客さんのまえでも緊張せずに余裕をもってレッスンを行うことができるようになります。これは繰り返しの練習により、身体に技術がしみこんだ結果だと思います。しかし参加者の心や体調は、毎回変化しているものです。今日も自分のレッスンを受けに来ていただいたということは、決して当り前ではなく奇跡だと思うのです。自分の技術に過信し、本当に大切なものを見失わないように常に心がけたいと思うのです。


スペック [2009.7.1]

社会の様々なニーズに対応するために、最近のコンピューターは数年前と比べると、格段に性能(スペック)が高くなっています。様々なソフトが日々開発され、それに対応するために進化し続けている現状を感じます。
まさにこのことを、自分自身にもおきかえて考えると、大変だからやらない、忙しいから出来ない、と理由をつけて逃げていては、一昔前のコンピューターと同じことになってしまいます。様々な試練を乗り越えて、前向きにチャレンジする。常に自分自身のスペックを上げる努力を怠ってはいけないと思うのです。


余計なこと [2009.6.24]

個人事業主(フリーインストラクター)として、様々な方々に向けた運動指導に携わらせていただき、あっという間に20年が過ぎました。現在ではお陰様で、本の執筆や音源・映像制作、イベントのプロデュースなど仕事の幅が徐々に広がってきました。これは回りの方々の様々なご協力のお陰もあり、このような今日になっていると思います。
ただ自分自身がやってきたことを振り返ってみると、今やるべき仕事を一生懸命やるということ以外に、メリットになるのか分からない、レッスンや指導と直接関係のない、余計なことをとにかく沢山やってきたと思います。当時は、ただやったことが無いからやってみただけのことですが、結果その余計なことが今日やっている仕事の土台になっていました。仕事の幅を広げたいと考えたとき、今は意味がなく、余計なことでも、まずやってみた方が将来の自分のためには良いと思うのです。


コンビニ [2009.6.18]

街のいたるところにあるコンビニエンスストア(コンビニ)。何でも揃っていて、気軽に入れて、気を使うことなく、ついつい利用してしまう誰にとっても便利な場所だと思います。このような場所で人を観察すると、様々な人間模様のようなものを感じることができます。特にお会計の時がそうです。商品の入ったカゴの置き方やお金の払い方、レシートを受け取るやりとりや、商品の受け取り方などなど、その人の本質が出てしまいます。
何気ない生活の中にこそ、自分自身を磨く場所が数多く存在しています。コンビニのように利用者が完全優位にたっている場合にこそ、人間性が試されているのではないでしょうか。どんな場合でも人として恥ずかしくないようにありたいと思うのです。


経験 [2009.6.11]

毎日様々な出来事があります。チャンスもあればピンチもありますが、辛い時でも何とか乗り越えられるのは人に助けて頂いていることはもちろん、過去の様々な経験があるからだと思うのです。
何か事が起こったときに、これは意味のあることなのかどうか、目の前の一時的なメリットだけを考えて動いてしまうと、人生という大きなスパンで考えた時に大きなマイナスを生んでしまうと思うのです。
今、意味のないことのように思えても、やってみるということはその人にとって貴重な経験になります。経験とは、後になって役立つものだと思うのです。そして経験とはお金では買えない、やった人にのみ与えられる実績だと思うのです。


ライトを持って [2009.6.3]

夢や希望がなければ、人生は不安なことばかりで、お先真っ暗闇だと思います。しかし夢や希望があれば、暗闇の先に灯りが見えます。しかし夢や希望が大きくなればなるほど、灯りは遠くに小さく見えると思います。暗闇の中で恐い気持ちを抑えて、灯りを目指して進むのですが、その際、心に「やる気」というライトを持っていたなら不安な気持ちを和らげてくれます。ライトは足元の少しだけ前を照らしてくれます。ただライトを持っていても、前に進まなければ先を照らしてはくれません。灯りはまだ先ですが、ライトを握りしめて着実に一歩ずつこれからも進んで行きます。


米びつ [2009.5.27]

家にある米びつに、毎日一粒ずつお米を入れるとします。毎日毎日、目を凝らして見ていてもなかなかお米が増えたことに気がつきません。しかし一年程経つと、少しだけ増えたことに気がつくと思います。何かを達成するための努力は、こんなことだと思うのです。いかに小さなことでも、毎日続けるのかが大切で、何よりも確実な方法だと思うのです。しかしこの逆もあり、毎日毎日一粒ずつお米が減っていても、すぐには気がつかないものです。毎日コツコツと頑張ろうと思います。


シンプルに [2009.5.20]

ものごとを様々な方向から考える。ありとあらゆることを考える。気がつくと、深く突き詰めて考えている。そして複雑な考えになっている。深く考えるということは大切だが、複雑なゆえに人に説明するのも困難になってしまう。しかし逆から、ものごとの考えを整理すると、以外にも単純だということに気がつく。物事はシンプルに整理して考えるよう心がけたいと思うのです。


人生のために [2009.5.13]

運動指導者として、普段身体を動かすことをしていない方々に運動をする素晴らしさをお伝えすることは、本当に難しいことです。運動効果の話しをしても、時間が無いという答えが返ってくることがよくあります。確かに、食事や睡眠と違い、運動はしなくてもとりあえずは生きていけます。しかし人生として考えた場合、運動を生活に取り入れた方には身体の健康面以外にも大きな変化があります。それは、考え方や行動が前向きになるということです。普段から、言われたからやるという受身の性格だった方が、身体を動かすことで活動意欲が向上し、前向きな考えになります。これから身体を動かそうと決め、そして動くということは、考えと行動が一致したということです。
人生をより豊かなものにするために、これからも運動の素晴らしさを一人でも多くの方にお伝えしていきたいと思います。


マラソン大会 [2009.5.6]

もし仮に、ゴールが決まっていないマラソン大会に出場したらどの位まで走れるだろうか?走りながら、このマラソン大会は5kmなのか、42.195kmなのか、100kmなのかとゴールについて考え、不安になり、走る体力があったとしても走れなくなると思います。そう考えると、人生はマラソン大会のようなものだと思うのです。いくら頑張ろうと思っても、ゴールを決めていなけば頑張れないと思うのです。いきなり42.195kmは無理だと思えば、まずは10kmから、それも無理ならば5kmからと、自分なりのゴールを設定してゴールに向かって走ることが大切だと思うのです。人生という名のマラソン大会。少しずつ、ゴールの設定を伸ばしながら完走したいと思っています。


有ることは難しい(有難い) [2009.4.29]

いつも当たり前だと思っている様々なもの。いて当たり前。あって当然。自分にとって都合のよい常識は、無くなってはじめてその有難さが分かるものです。普段から感謝の心を持っていないと、失ったときのショックは大きくなってしまいます。当たり前に有ると思っていたものが有ることは、本当は難しいことだとおもうのです。奇跡だと思うのです。だから有難いと思うのです。何に対しても感謝の気持ちで、有難く感じる心でいたいと思います。


お土産 [2009.4.23]

金沢で高齢者施設を経営している親友がお土産の「キンツバ」を持って、時々僕に会いに来てくれます。彼は飛行機に乗る時は自分の命を預けるパイロットを見るために、いつも飛行機の一番前の席をとるそうです。ある日いつものように席に着いて離陸を待っていると、近くの席から機長パイロットをじっと見つめる親子がいました。しばらくして飛行機が離陸して、スチュワーデスからいつものアナウンスが流れ、その後、機長パイロットが「私事ですが」と、今日が最後のフライトであることと、自分の家族が同乗していることを告げる挨拶をしたそうです。近くでじっとパイロットを見つめる親子が、家族だったのです。彼はその機長の挨拶に心打たれ、僕のために用意した「キンツバ」に手紙を添えて飛行機を降りる際、機長に渡したそうです。後程、機長からお礼の電話が彼に入り、機長パイロット自身も自分がされたことに心打たれたとのことです。
お土産とはその土地の産物に自分の気持ちを託して相手に渡すものですが、今回の話しを聞き、僕自身も素晴らしいお土産話しを彼からいただき、心から感動しました。


日に新た [2009.4.15]

昨日は「楽しかった」「忙しかった」「大変だった」などなど、毎日様々な出来事があり今日という日を迎えています。良かれ悪かれ、昨日おきたことは自分自身の過去として受け止め、それに執着しないで新たな気持ちでまた今日という日を精一杯頑張りたいと思うのです。
今日という日を新たな気持ちで、過去の経験を生かして前向きに過ごしたいと思うのです。


ゆとり [2009.4.8]

人に親切にする。気遣う。思いやる。などなど、相手の気持ちになって考え行動するサービス業の根本、それにはやはり、サービスする側の心のゆとりが必要だと思うのです。いくら挨拶の練習をしても、サービスマニュアルを実行しても、そこに心がなければ相手には伝わらず、かえって逆効果になる場合もあると思うのです。いつも仕事に追われてしまい自分のことで精一杯だと、人に対して心や気持ちの込もった対応が難しくなってしまいます。慌ただしく過ぎ去ってしまう毎日だけれど、ふっと立ち止まって自分自身の心にゆとりがあるか確認することは、ものが溢れてシステムが優先されているようなこの社会の中で生きていくために、非常に重要なことだと思うのです。


楽しんでやる [2009.4.2]

仕事でも作業でも何でもそうだと思うのですが、楽しんでやるのと、嫌々やるのでは結果や作業効率、ミスの度合いに大きな違いが出ると思うのです。特に嫌々やって、無理して続けた仕事は疲労が蓄積されます。この状態が長く続けば、仕事そのものがストレスになってしまいます。楽しさとは感覚なので、やらなければならない仕事であれば、楽しいと感じるものを探して、楽しんでやった方が得だと思うのです。人生の大半を占める貴重な時間、楽しく前向きに頑張りたいと思うのです。


EARTHアワー2009 [2009.3.27]

地球温暖化防止に私たちが出来ること。それは私たち一人ひとりの意識により変化します。
明日2009年3月28日「EARTHアワー2009」が開催されます。これは20:30から21:30までの間、できる限り照明を切り、省エネルギー生活を実行するというものです。このイベントに私も参加したいと思います。
趣旨をご理解いただき、可能な範囲で、ひとりでも多くの皆様に「EARTHアワー2009」に参加いただければと思っています。
皆様の意識で、素晴らしい地球を来世にも残しましょう!
「EARTHアワー2009」はこちら→ http://www.wwf.or.jp:80/activity/climate/news/2009/20090109.htm


自然界 [2009.3.25]

自然界を改めて見直してみると、そこには何一つとして不要なものは無いと気付かされます。木々や花々はもちろん、虫でも雑草でも何でも、現在残っているもの全てが何らかの特性と役割をもっているのです。そしてそれら全てが、自然界には必要なものなのです。必要だからこそ存在でき、生かされているのだと感じます。自然界を見て感じたように、僕自身も世の中のために必要でありたいと改めて思うのです。


時と努力 [2009.3.18]

世の中には様々な仕事があり一概には言えないけれど、ある報酬にたいして最短で最高の結果を出せる人がプロフェッショナルだと思うのです。皆に平等にある時間の中で、いかに早く的確にこなせるかということがその人の努力だと思うのです。そして限られた時間の中で生んだ結果が、その人の現時点のプロとしての技術だと思うのです。
人類はより時間を短縮させるために、日々様々な努力をしています。交通、通信、サービスなど、刻々とスピードアップして便利になっています。努力は漠然とするのではなく、時間を決めて行うべきだと思うのです。


反対に [2009.3.12]

技術の発展進歩により、人々の生活が日々便利になっています。バリアフリーといわれる段差のない空間。オートメーション化されたエスカレーターや動く歩道。世の中が便利になったことにより、人は自ら身体を動かさなくても済むようになってしまいました。このようなことの積み重ねが、メタボリックシンドローム等の生活習得病問題に関連していると思うのです。必要な人には大切な技術や空間も、そうでない人にはマイナスの影響を与えることもあるのだと考えさせられます。生活が便利になったことにより、反対に身体が不便になる。自ら意識して、身体を動かなければならない時代だと痛感する毎日です。


見直す [2009.3.4]

景気が良く、様々なものがよく売れ、何をやってもうまくいく。もし、こういう状況が長く続いたら、物事について深く考えなくなり、自分がやっていることは全て正しいと勘違いするのではないかと思います。自分自身について、物事の本質についてなど、見つめ直すことは到底無理な話しだと思うのです。今、自分がやっていることはどうなのか?努力やチャレンジはしているか?今までがどうのこうのではなく、今どうなのか?不景気でなかなか思い通りにならない状況は、様々なことを見直すことができるよい時期だと思うのです。


サービス [2009.2.26]

サービスと辞書で引くと最初に「人のために力を尽くすこと」という意味が出てきますが、サービスとは本来、相手に喜んでいただくことだと思うのです。相手が喜んでくれれば自分自身も嬉しい、人としてごく自然な感情だと思うのです。お互いに持っている特性でサービスしあうことで、サービス業が成り立つのだと思うのです。なので、相手から沢山のサービスをうけたいと考えたならば、こちらから沢山のサービスを与えればよいと思うのです。


ことの意味 [2009.2.19]

ふと過去を振り返ってみる。今まで様々なことにチャレンジしてきたおかげで、楽しかったこと、辛かったこと、迷ったこと、ピンチやチャンスなど数多くの体験や経験がある。これら全てが今の僕の実績として、尊い財産になっている。しかし全てにおいて、ことが起こったときに、そのことの意味を感じなければ、ただ過ぎ去った過去の思い出で済んでしまうと思うのです。良いことだろうが悪いことだろうが、ことが起こった時に、そのことにちゃんと向き合うことが重要だと思うのです。全てにおいて、意味の無いことは無いのだから。


第11回デイリーエアロコンテスト3 [2009.2.14]

デイリーエアロコンテストも、振り返れば11回目となります。毎回コンテスト未経験者が多く参加される中、このコンテストがきっかけでサバイバルエアロビクスに挑戦したり、競技エアロのスキルアップコースやエアロビクスのインストラクター養成コースに通うなど、次なるステップにチャレンジしてくれる方も多くなってきました。
人が目標を持ち、そこに向かって頑張ってみる。これは正に青春だと思うのです。デイリーエアロコンテストがその通過点になり、人々の人生を豊かにするのであれば、これほど嬉しいことはありません。何気ない生活の中にも目標があり、それに向かって走っている人は輝きを放っていて、本当に素敵だと思うのです。


第11回デイリーエアロコンテスト2 [2009.2.13]

デイリーエアロコンテストが行われた日の午前中に、同じ場所で『親子でエアロビクス体験レッスン』というイベントを行いました。このイベントには、幼稚園から小学校6年生までという幅広い層の親子が多数参加してくれました。
子供は将来の大人です。子供の時に経験したことが良い想い出だったならば、大人になっても抵抗なく参加でき、楽しめるものになると思うのです。そのため子供たちにとって今回のエアロビクスイベントが楽しい体験になるよう、精一杯レッスンを行いました。


第11回デイリーエアロコンテスト1 [2009.2.12]

昨日、第11回目になるデイリーエアロコンテストを開催しました。
毎回様々な準備をしてイベントに臨むのですが、途中でエアロビクスの「命」でもある音楽がかからなくなりました。
想定外のハプニングです。
しかしそこで会場にいたインストラクター数名(スタッフ)がためらいもなくステージに乗り、デモンストレーションを行いました。
突然の出来事に会場からは拍手がわき、そのまま手拍子でレッスンを始めました。
そこに、インストラクターと参加者との言葉では言い表せない一体感が生まれました。
その間に音楽は復旧したのですが、このことにより緊張してイベントに参加されていた方からは笑顔が、そしてインストラクターと参加者との心の距離が縮まりました。
突然のハプニングにより生まれた一体感と仲間意識。
人が中心となるフィットネスの素晴らしさは、無限大ということを改めて感じた瞬間でした。


同じ志 [2009.2.4]

僕の同志である石塚直樹さんが、会社設立パーティを開催します。彼はどうしたら皆に喜んでもらえるのかということを、常に中心に考えている人です。だから彼の回りには人が集まり、集まった皆が協力してくれます。今回のパーティも彼が中心となり、皆が同じ志で盛り上げようと考えています。間違いなく素晴らしいパーティイベントになるでしょう。世の中が不況だと騒がれている中だからこそ、前向きな人々が集まる空間にいるということはかけがえのない時間だと思います。まだ申込みができますので、ぜひともご参加下さい。
詳しくは→ http://ameblo.jp/heartbeating-naoki/


大きな仕事 [2009.1.29]

小さかろうが、大きかろうが、今自分がやっている仕事を一生懸命やってみる。毎日毎日コツコツと、適当に楽にやることも出来るのだけど、そうではなく精一杯やってみる。小さなことでも、一生懸命やっていれば、何事も一生懸命やることが習慣になる。
それがやがて大きな仕事に繋がる。
大きな仕事とは、小さな仕事が積み重なった結果だと思うのです。


理由 [2009.1.22]

様々な企画を立案したり、実行するなかで、何の為に行うのかという理由がなければうまくいかないと思うのです。ただやらなければいけないとか、儲かるからとか、注目されるからとかいうのではなく、世の中のためになる、社会のためになるといったような真っ当な理由がなければ、考え方がぶれてしまうと思うのです。年々時の流れが早く感じられ、とかく忙しくなってくると、仕事に追われがちになってしまい、心にゆとりがなくなってしまうことがあります。そういう時こそ冷静に、もう一度自分自身に理由を答うことが大切だと思うのです。


猿が木から落ちる [2009.1.15]

「猿も木から落ちる」ということわざがあります。どんな名人でも慢心や油断があると失敗してしまう、という例えのとおり、毎日の仕事は気を引きしめて行いたいと思うのです。しかし失敗を恐れて、行動しないというのは間違いだと思うのです。猿が新たな木登りの技術を習得するために、チャレンジして、それで木から落ちたならば、これは進化するための尊い経験だと思うのです。新たな年がスタートしましたが、失敗を恐れずチャレンジ精神で頑張りたいと思っています。


特別な日 [2009.1.8]

12月31日の大晦日という特別な日に、第3回エアロビクスレストランを開催しました。このイベントに沢山のエアロビクス愛好者、そして多くのインストラクターが集まってくれました。何かと忙しい1年最後の日、この特別な日を共有できるということは本当に素晴らしいことだと思うのです。お客様、インストラクター、スタッフ、全ての方々の立場や目的や役割は異なるけれど、特別な日を共に送っているという感動。そこには、一体感を超越した仲間的な感覚がありました。できることならば今年の特別な日も、この感動を多くの方に共に感じていただきたいと思っています。


2009年年頭の御挨拶 [2009.1.1]

新年あけましておめでとうございます。いよいよ新しい年がスタートしました。昨年は様々なチャレンジをし、その結果わずかではありますが成長することができました。出来なかったことが出来るようになるということはかなりの努力が必要ですが、周りのみなさんの協力のおかげで乗り越えることができました。そして今、清々しい気持ちで新たな年を迎えています。
今年もプロデュースという裏方の仕事が多くなりますが、自分自身もしっかりと身体を鍛え、前向きにそして誠実にチャレンジ精神をもって進んでいきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いたします。


「鈴木孝一の熱い思い」(2010年掲載分)
「鈴木孝一の熱い思い」(2008年掲載分)
「鈴木孝一の熱い思い」(2007年掲載分)