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 鈴木孝一の熱い思い(2008年掲載分)
〜〜鈴木孝一のフィットネスに対する熱い思いを皆様にお伝えします〜〜
大晦日の感謝 [2008.12.25]

12月も後半になり、今年もあっという間に終わりをつげようとしている。一年の締めくくり、大晦日。今年は高津スポーツセンターでエアロビクスレストランを開催します。開催にあたり、12月31日に出勤していただける高津スポーツセンターの職員の皆様やイベントスタッフの皆様、出演インストラクターの皆様、応援に駆けつけてくれるインストラクターの皆様、協賛各社の皆様、そしてイベントに参加してくださる皆様、心から感謝いたします。一年を振り返った時に感謝で終れるということは、本当に素晴らしいことだと思います。今年の大晦日イベントまで残り6日。関係してくださった皆様一人一人が、今年最後の日に「ありがとう」という感謝の気持ちで終れるように、気を引き締めて頑張ろうと思っております。


前向き [2008.12.18]

先日久しぶりに同志と打ち合わせをしました。その人は、自分がやりたいことを叶えるために独立をしました。あれがやりたい、これもやりたい、夢や希望をたくさん聞きました。今日世の中が不景気で、破綻やリストラ、雇用問題などマイナスな話題ばかり聞かされる中で、目を輝かせて前向きな話しをする同志。大きな仕事ゆえに、多大な努力が必要だけれど、前向きなプラスのパワーで乗り越えると思いました。できるか出来ないかではなく、やりたいかやりたくないかだと改めて思った時間でした。


人として [2008.12.11]

人に夢や希望ややりがいを与えることができる素晴らしい職業「インストラクター」。人がいて成り立つ仕事なので、自分自身、人としてちゃんとしていなければいけないと思うのです。マナー、言葉遣い、身だしなみ、社会人としての常識が仕事以外でもちゃんとできなければいけないと思うのです。インストラクターや運動指導者として普段から先生と呼ばれていると、つい自分に甘くなってしまいがちですが、先生と呼ばれるからこそ、普段から人としてちゃんとしていなければいけないと思うのです。


デイリーエアロベーシック [2008.12.4]

先日、第一回目となる「デイリーエアロベーシック」というイベントを開催しました。このイベントはエアロビクスをやったことの無い方や、始めて間もない方にエアロビクスの素晴らしさを伝えるという主旨で開催しました。実際、エアロビクスをやったことの無い方にイベントに参加頂くことは難しいですが、初めて経験したエアロビクスが楽しかったならば、その人は運動することに抵抗がなくなり、運動習慣ができるのではないかと思うのです。そして、普段運動をしていない家族やお友達を誘ってまた参加いただけると思うのです。フィットネスを始める方が増えれば、フィットネス人口が増えて健康な人も増える。それにより生活習慣病や介護保険、医療費などの問題も解決されると思うのです。何より身体を動かす習慣ができ、その楽しさが分かれば人生が豊かになります。運動は継続してはじめて効果があります。今後も運動初心者でも楽しめるイベントを開催し、運動を継続いただける流れを作っていきたいと思っています。


さじ加減 [2008.11.27]

美味しい料理をつくるのに欠かせない、さじ加減。濃すぎず、薄すぎず、絶妙な人の感覚が頼りのさじ加減。私達インストラクター(運動指導者)も、様々な人と接する中で、このさじ加減が大変重要だと思うのです。人は性格も違えば育った環境も違うため、人との付き合いはマニュアル通りいかないものです。人との距離のとりかたや、接し方は難しいと思いますが、心のこもったさじ加減により、より良い関係が継続出来ると思うのです。


将来の大人 [2008.11.20]

子供は何年かすれば大人になります。そして子供の時の運動経験の有無により、将来においても引き続き楽しんで積極的に運動するかどうかが左右されます。子供は元気だから、特に運動する必要はないと思う人もいるかもしれませんが、子供は教育過程において、体育の授業やクラブ活動という、一週間に最低限カラダを動かす時間が確保されているだけで、他は大人とほとんど変わりありません。実際、子供にも生活習慣病はあり、肥満の子が多いのが現状です。子供だからプライベートで運動をする必要がないということは、現代にはあてはまりません。そして子供の時の運動経験、特に楽しいという気持ちが伴う運動は将来を担う今の子ども達にとって非常に価値のあることだと思うのです。


ありがとう2 [2008.11.13]

「ありがとう」何て気持ちの良い言葉なんだろう。最近、駅のトイレに「いつもキレイに使ってくれてありがとうございます」という貼り紙が目立つようになってきました。以前は「ガムや紙くずは捨てないで」とか「汚さないでください!」などという、少し高圧的な文面だったと思います。
どちらも言っていることは同じですが、感謝の言葉に変わったことにより、気持ちよく使うことができます。
言葉ひとつで人の気持ちは変わるため、良い言葉を使うことが大切だと改めて感じました。
言っても言われても嬉しい言葉「ありがとう」、普段から沢山使いたいと思います。


KS [2008.11.6]

ちまたでは「KY」(ケーワイ)という言葉がよく使われています。もともとは若者の間で「空気が読めない」という意味で使われている俗語のようですが、周りの雰囲気を読むということは確かに大切な事だと思います。
しかし、人の気持ちのつながりが少しずつ薄れゆく社会の中で、僕は「空気を察する」KS(ケーエス)という心の気配りが大変重要に思えるのです。
「KY」は空間(場の雰囲気)に対し、「KS」は気持ち(人の気持ち)だと思うのです。
せっかく相談に来てくれた後輩よりも多く話してしまうことのないように、相手の気持ちを察してあげなければいけないと思うのです。


初めて [2008.10.30]

初めて観た韓国ドラマ、韓流スターのカッコよさに胸ときめく。
初めて見たり感じたことが、そのもののイメージになり、韓国人は素晴らしいと思うのではないでしょうか。
僕は市区町村や企業とタイアップして、エアロビクス未経験者に向けて「はじめてエアロ(仮)」という事業を行なっています。
参加者は全員エアロビクスの未経験者で、緊張した様子で参加されます。「できなかったらどうしよう?」「ついていけなかったらどうしよう?」と、皆さん不安だと思うのです。しかしそのような方々が楽しめたならば、エアロビクスへの抵抗感がなくなり、継続はもちろん、知り合いを誘ったりするなど、今度は楽しさを伝える存在に変化していくと思うのです。
初めて見たり経験したことがイメージとして形成されるため、初めての方に向けた運動指導は特に重要だと思い、心して取り組んでいます。


笑う2 [2008.10.23]

子供の顔をじっと見て、こちらが笑うと何故か子供も笑う。そして幸せな空気が流れる。笑いは連鎖をおこすだけでなく、回りの雰囲気を良くすると思うのです。忙しくて笑ってる余裕が無いという人もいるが、そういうときこそ、形だけでもよいから、笑うことが必要だと思うのです。笑うことで、自分自身を明るく前向きな気持ちにしてくれます。笑うことは、プラスへの連鎖の第一歩目だと思うのです。


笑う [2008.10.16]

「笑うかどには福きたり」という言葉がありますが、近くに普段からよく笑う人がいる。大した事でもないのに、その人はよく笑う。いつもニコニコ笑っている。そういう人といると、こちらも楽しい気分になる。落語や漫才等を見に行き、お金を出してでも笑いたいという社会の中で、小さいことにも楽しさを見つけ、普段から笑顔でいられる方は素晴しいと思います。
先日「デイリーエアロスターズ」というイベントが開催されました。沢山の参加者が、満面の笑顔でエアロビクスをやっていました。その場にいるだけで幸せな気持ちになります。そして改めて、エアロビクスを通して人を笑顔にしてしまうインストラクターという職業は、素晴しいと思うのです。


策無く(さくなく) [2008.10.9]

人間、見返りを求めて行動するのは当たり前のことだと思う。しかしそれは、人と関わりがあった場合、相手に分かられてしまうものでもある。
なので、いつも策を考えて行動している人には、あまり近づきたくないというのが自然なことだと思うのです。
単純に「喜んでもらえるかな?」と考えて行動する。人との関わりを大切にするには、策無く付き合うことが大切だと思うのです。


成長する喜び3 [2008.10.2]

サラリーマンなどで同じ仕事を毎日繰り返していると、自分自身が成長した事を実感するのは難しいと思います。毎日同じ環境の中で生活していると、なかなか成長を感じられません。変化することが進化(成長)だと思うのですが、ふと気がつくと、同じことを繰り返していたということが多々あります。僕はそのような時に、少しだけ変化をつけてみようと思っています。そのちょっとした変化が、いずれ成長を感じさせてくれるからです。


成長する喜び2 [2008.9.25]

僕は毎日のように、様々な方々(子供、大人、高齢者、障害者)に向けてレッスン(運動指導)を行っています。内容は対象者によって全て異なるのですが、共通していることは、少しだけ難しい動きや、すぐにはできない動きを取り入れています。なぜならば、できない事ができるようになるということが「成長」だと思うからです。今できなかった事ができるようになれば、参加者の「やりがい(成長した喜び)」につながります。また、できるようになっていただく為のプロセスはインストラクター(指導者)のスキル(指導技術)次第で決まってしまうため、できない事ができるようになるということは、僕にとっても「成長」なのです。そして、参加者の成長を通じて喜びを感じられるインストラクターをいう職業を、改めて素晴らしいと思うのです。


成長する喜び [2008.9.18]

「変わってないね」「相変わらずだね」という場合、外見的な誉め言葉としてとらえるのが一般的です。しかし内面的にはどうでしょうか?人は少なからず、成長することで喜びを得ると思うのです。会社で出世することや子供が大きくなるなど、自分自身や他人をかえして成長を感じることは、本当に嬉しいことだと思います。刻々と変わる社会環境の中で、昔の自分よりも少しでも成長することを、常に心がけていきたいと思うのです。


アンテナ [2008.9.11]

毎日の何気ない生活の中にでも、学ぶべき物が数多く存在します。ビルやお店の看板、電車の中の広告。デパートなどに流れたアナウンスや、売り場定員の接客。新聞の見出しや、たまたま貰ったチラシの内容。掲示物、人の話し方、服のセンス、建物のデザインなどなど…。気にしなければなんでもないものでも、自分にアンテナが立っていたならば、世の中にはヒントになるものや発見が沢山あります。何気ない日常生活かもしれませんが、それが積み重なったものが人生です。ならばいつでも、アンテナを立てて生活していなければもったいないと思うのです。


姿勢 [2008.9.4]

「言われるまで待っていよう」「言われる前に言っておこう」など、受身も攻めも、時と場合ではどちらも大切なことだと思います。しかしここに「姿勢」がつくと、話しは別だと思うのです。日頃「受身の姿勢」でいると、自ら行動が起こせなくなり、気がつくと時間ばかりたっていて、回りから遅れをとってしまうことになりかねません。時代の流れ、技術の進歩が目まぐるしく早い社会の中で、「姿勢」だけは常に前向きに攻めていたいと思うのです。


深く話す [2008.8.28]

自分の頭の中であれこれ考え、想像し企画にまとめる。この時点ではまだ個人的視野の中での浅い内容だが、相手と深く話すことで練られて、より良い企画が生まれる。自分自身では当然のように理解されている内容でも、話す事で整理され、様々な盲点を見つけることができる。そして相手の意見が加味されて、更に良い内容の企画になっていく。自分は分かっている、しかし周りは理解していなかった。そのようなことも防ぐ意味でも、深く話すということは大切だと思うのです。


口に出す [2008.8.21]

自分が良いと思った事を口に出す。自分がやってみたい事を口に出す。理想像かもしれないが口に出す。いつも同じ事を言っていると言われても口に出す。僕はそれが目標に向かう、最も近道な方法だと思うのです。言ったからにはやらなければならない。言ったことで、同じ考えを持った人が集まる。そして仲間ができ、同じ方向に向かって動いてくれる。口から出た言葉は大きなパワーを生むと思うのです。そのため口から出す言葉は、前向きでプラスでなければいけないと思うのです。


いつかやる [2008.8.14]

先日デスクを整理していたら、昔作った企画書が沢山出てきた。「いつかやるぞ!」と意気込んで、考えぬいた企画書の山。結局何一つとして企画として動かなかった過去の産物。一生懸命考えても、考えているだけで行動しなければ、何の意味もない。改めて思いかえしてみると、実際に行動に移せた企画は全て期限が決められていました。「いつかやるぞ!」ではなく「いつやるぞ!」が大切なのだと、改めて考えさせられました。


能ある鷹は爪を磨ぐ [2008.8.8]

日本人は自分を謙遜することを美徳としてきました。それは今でも、時と場合によっては大切なことだと思います。しかし個人事業主のインストラクターとして、それでは仕事として成り立たたない場合があると思うのです。私はこれができる、私の特徴はこうなんです、といった自分の武器となるものを取引先に提示できなければ、おのずと自分自身のプロとしての価値が決定されてしまいます。自分自身を向上させるために、つねに自分の武器を磨き、相手にそれを示す前向きな気持ちでいなけばいけないと思うのです。


勘違い [2008.8.1]

人前にたって、人に動くことの楽しさを伝えるインストラクター。人に夢や影響を与え続ける素晴らしい仕事だと思います。しかし、ある一つの狭い枠の中に長い間留まっていると「皆が自分を注目している」「私は有名人だ」と勘違いしてしまいます。自分のことを知っている人より、自分のことを知らない人の方がはるかに多いという事実を忘れてしまいます。自分自身に対して、意識を高く持つことは大切だと思います。しかし勘違いをして、現状の世界だけを見て、新たな行動をおこせなくなってしまうのはどうかと思うのです。今現在、直接的には意味の無いと思われる事でもチャレンジしてみる前向きな精神を忘れてはいけないと思うのです。


デパフィット(エクサ) [2008.7.27]

僕はプロのフィットネスインストラクターです。毎日様々な方々に向けてレッスンを提供していますが、僕自身も自分のトレーニングに時間をかけています。プロですから当たり前ですが、プロだからその内容にこだわります。そして何よりも、短時間により多くの効果を出す効率性を重視します。そのため僕は、朝食後とトレーニングの前に「エクサ」を飲んでいます。今まで様々なサプリメントを試してきましたが、脂肪燃焼効率という点では現時点で「エクサ」以上のものは無いと思います。もし運動をしていても効果が感じられなければ、是非とも「エクサ」を試してみてください。朝食後と運動前の2回が、僕は最も効果があると感じています。

デパフィット鈴木孝一のお店
http://www.kony-plus.com/shopbrand/005/001/X/


はっとする [2008.7.25]

金沢で大人気の高齢者施設を経営している友人に「何でフィットネスクラブはいつも入会促進のチラシを配布しているのか?」と尋ねられた。10年以上も前から、しょっちゅう新聞折込チラシが入っているのはおかしいのではないかと。今いるお客様に喜んでいただければ、お客様が口コミで宣伝をしてくれて入会に繋がるのではないかと。僕はこの言葉を聞いて、はっとしました。イベントをプロデュースしている僕にとって、身につまされる思いがしました。宣伝をすることは勿論大切なことだと思います。そして宣伝をするツールは沢山あると思います。しかし根本は何か?ということを見失ってはいけないと、深く考えさせられました。


考える [2008.7.18]

「もっと考える時間があれば…」「考える時間が欲しい…」「忙しくて考えている暇がない…」と話す人がいます。時間があれば考えられるというのは、なんだか少し違うと思います。毎日忙しい、だからこそ考えると思うのです。忙しいから、ゆとりを得るためにはどうしたらよいかと考えると思うのです。もっと効率を上げようと考えると思うのです。一番恐いのは、時間が無いということを理由として、考えることをやめてしまうことだと思うのです。


時間と進化 [2008.7.11]

電車や飛行機などの交通機関、インターネットやメール、電話などの通信技術、水着の開発でも注目されている水泳や陸上競技などの各種スポーツ競技等、現代社会はより時間を短縮させるための技術を常に開発し続けています。これは世の中がより早いスピードを求めているためなのだと思います。人類はどうすれば時間を短縮できるのかということを考え、知恵を絞り、進化してきたのだと思います。
ゆっくりと、のんびりと、ゆとりを持つという事は慌ただしい社会の中で生活するためには非常に重要なことですが、社会はスピードを求めているという事も忘れてはいけないと思うのです。


長所は短所 [2008.7.4]

自分は落ち着きがなく、考える前に行動してしまいダメだなぁと思っていても、人からすればそれが、行動力があって素晴らしいと思われている事が多々あります。自分は短所だと思っていたことが、他人からすればそれが長所だと思われている、またその逆で自分は長所だと思っていたのに、それが人からみれば短所だと思われていたり、短所は長所、長所は短所だと思うのです。自分が良かれと思ってやった事も、一度他の人の気持ちになって考えてみる。そんな心のゆとりを持って行動しなければいけないなあと、思うのです。


K3塾 [2008.6.27]

レッスンルーティーンやコリオ(振り付け)等の技術を教えるワークショップも必要ですが、仕事に対する姿勢や考え方を学ぶこともインストラクターにとっては大変重要なことといえます。現在、研修や交流等を通じて人材育成を行っている企業は非常に多くなっていますが、インストラクターは個人事業主であるため、自分から積極的に勉強しなければ、成長することは難しいと思います。そのためフィットネス業界で活躍しているインストラクターや、プロフェショナルな方々の実体験を通して、レッスン以外でのノウハウや成功の秘訣を聞きくことで、前向き、活動的、積極的になってもらい、そして飛躍するためのヒントとして生かしてもらえたらと思い、K3塾という講習会を企画しました。
第1回目は、増子俊逸インストラクターによる「行動とチャンス」というテーマで経験をどのように将来に生かすか、そのためにはまず何をしたらいいかということを具体的な話しに基づいて伺いました。そして改めてこの講習会は、将来を担うインストラクターにとって大きな励みや希望になると確信しました。


ビジョン [2008.6.20]

なぜエアロビクスのインストラクターになったのか?決してレッスンのコリオ(振り付け)を考えるためでは無いと思うのです。しかし気がつくと、コリオを考える毎日。それは事務職も同じ事が言えます。パソコンをやるために会社に就職したのではないと思うのです。では何のために、その仕事を選んだのでしょうか?人には色々な理由があると思いますが、私は人のため、世の中のためになるような仕事をしたいと、いつも思っています。振り付けを考える事や、パソコンをやる事は全て、ビジョンを達成させるための手段でなければいけないと思うのです。自分の仕事を見つめ直し、何のために仕事をしているのか、常にビジョンを意識して仕事に取り組まなければいけないと思うのです。


自分自身 [2008.6.13]

「私たちが何回言っても変わらない」とか「やる気がなくて困る」など、物事がうまく進展していないとき、ついつい愚痴を言ってしまいたくなります。自分自身に気合いを入れるための愚痴、また反省に伴う愚痴は、気持ちを切り替えるために、新たな行動を起こす前にはある程度必要な場合があるかもしれません。しかし、他人を責めることで、自分を正当化するような愚痴は周りを重苦しく暗い雰囲気にしてしまいます。そしてこの雰囲気を作っているのは自分自身なのに、気がつかない場合が往々にしてあるのです。良い雰囲気も悪い雰囲気も、作るのは自分自身だと思うのです。物事は全て自分から発生して、自分に戻ると思うのです。


日常トレーニング3 [2008.6.6]

人は日常生活の中で、立つ、座るという動作を非常に多く行なっています。これをスクワットとして考えると、かなりのトレーニング効果が期待できます。特に座る動作は、深く座ろうとすれば身体の関節の中で一番大きい股関節を使用します。大きい関節を使うということは、大きい筋肉を動かすということであり、その結果消費エネルギーも高くなります。また更に効果を上げるためには、ゆっくりと、そっと座るようにしてみてください。スローモーションのようにゆっくりと動く動作は、常に筋肉が収縮するため筋力アップに繋がります。はじめはキツイかもしれませんが、しばらく続けてみると動作コントロール性が向上するため、スムーズになめらかに、そっと座れるようになります。そして気がつくとヒップアップしていますので、ぜひ試してみてください。


思考力 [2008.5.30]

想像して考える力、私たち人間のみが持ち合わせる最高の力「思考力」。しかし現代、思考する行為をめんどうくさいと思う人が増えていると言われています。物事を深く考えたり、想像をめぐらせたりする機能が低下すると、人は短絡的に考えて行動するようになってしまい、相手の気持ちをくみ取ったり、他人が嫌な思いをするかどうかの判断ができなくなったりするなど、自己中心的な考えになるようです。
仕事でもいかに参加者(お客様)に喜んでもらうか、ということを常日頃から考えている毎日ですが、凶悪犯罪が増加してきている昨今、より良い社会を構築するために思考力は重要なのではないでしょうか。普段より私たち人間の持つ最高の能力を鍛え磨くことで、思いやりのある素晴らしい社会にできると思うのです。


口ぐせ [2008.5.23]

人間の脳は、自分が発した言葉も相手から発せられた言葉も、全て自分自身に向けられた言葉だと認識してしまう、という記事を読んだ。よくマイナスな事「やりたくない、できるわけがない」などという言葉をつい口に出して仕事をする人は、脳がマイナスな言葉を認識して、そして行動をするため、実際にうまくいかないことが多く、「やっぱりダメだった」という結果を自分自身に決定付けてしまうような悪循環をおこしてしまうようだ。そう考えると、よく他人の悪口を言う人がいるが、実際は自分が相手に対して言っているのに自分の脳は自分が言われていると判断することになる。ならば人の良い部分を見つけ、それを褒める。そしてプラスの口ぐせで、本当にプラスなことが起こる。そういう良い循環が起これば最高だと思うのです。


語尾 [2008.5.16]

「おはようございます」「こんにちは」「はい、○○です」などから始まる基本の挨拶。この最初に話す言葉の語尾が上がっているか下がっているかで、相手の印象は大きく変わります。特に顔の見えない電話ではなおさらです。上がっている人は、元気で明るく前向きな人。下がっていれば、全く反対の印象になってしまいます。ちょっとした心がけで、自分の印象も相手の気持も良くできる最初の言葉の語尾、常に意識しておきたいと思っています。


常に [2008.5.9]

常に行っていることが自分の中の常識であり、習慣であり、日常になっています。行動の源になっているのは自分の思いや志なので、常にプラスの発想で物事を考えていなければ、いつしか損をすると思うのです。凄まじい早さで過ぎていく時の流れの中で、常に自分の考えを持っていなければ、自分自身が流されてしまうと思うのです。常日頃から常に前向きな考えであるか、自分自身に問わなければいけないと思うのです。


没頭する [2008.5.1]

何気ない日常でも、100%一つの事に没頭するのは本当に難しいことです。例えば本を読んでいて一時的に本に没頭していても、電話が鳴ったり来客があったり色々な邪魔が入ります。またストレスや悩みがある方は、別な事をしていても気が付くとその悩みについて考えてしまいがちです。そう考えるとエアロビクスは、レッスン中完全に悩みなどから隔離されます。様々繰り出されるステップに没頭し、レッスンルーティーンを覚えようと必死になり、気がつくと汗をたくさんかいてレッスンが終了する。そこまで没頭できる時間は他にあまりないのではないでしょうか。つまりメンタル的に考えてみると、気分や思考を切り替えるには最適な時間といえます。やはりエアロビクスは、カラダにも心にもよい究極のフィットネスプログラムだと思うのです。


陰の力 [2008.4.24]

様々なイベントを開催する上で、欠かせないのがスタッフの存在だ。デイリーエアロやエアロビクスレストランなどが、大成功するのはスタッフによる陰の力が非常に大きい。この陰の力とは何か?と分析すると、想像力と行動力だと思うのです。参加者がこれなら喜んでもらえると様々な想像をして、その為に行動をしている。だから、気転がきく。言われた事だけをやっているのでは、また、効率性を考えるなら、人間は機械やコンピューターにはかなわないだろう。想像してワクワクして自ら行動してくれる健康向上企画のスタッフに、心から感謝しています。
 


第1回エアロビクスレストラン [2008.4.17]

先日、第一回目となるエアロビクスレストランというイベントを開催しました。トップインストラクターのレッスンを受け放題にすることで、普段自分が参加しているインストラクター以外にも素晴らしいインストラクターが沢山いるということを知っていただきたくて企画しました。実際素晴らしいと言われているインストラクターは、やはり素晴らしいレッスンを行います。初心者から上級者までの幅広いレベル、400名近い参加者、普段、自分のレッスンに参加していない方々を引き付け、楽しませ、感動させるパワー!改めて、客観的に一流と言われるインストラクターのレッスンを見て、僕自身、感動しました。
そして参加者やインストラクターはもちろんのこと、このイベント支えてくださった高津スポーツセンターの職員や当日ブースを出してくださった協賛社の方々、いつも快く手伝ってくれるスタッフのみなさんに心から感謝しています。こういう力が、また次の企画への僕の原動力となるのです。


 


礼 [2008.4.9]
日本は礼の社会。最近、少し薄れてきたように感じる。礼が無いことを「無礼」(ぶれい)と言うが、その言葉自体もあまり聞かなくなってしまった。子供の頃、親によく「自分がされて嫌な事は他人にはしてはいけない!」と言われた。今は自分がされて嬉しい事を、他人にもできるように心がけている。「もし、僕がこの人だったら」と、相手に置き換えて物事を考えられるようになった。慌ただしい社会の今日。人とふれあう日々の中。礼の心だけは持っていたいと思うのです。

親子でエアロビクス [2008.4.3]
子どもにとっても親にとっても、家族で過ごす時間はかけがえのない事だと思います。僕は、親子に向けたエアロビクス指導も行っているのですが、レッスンをしている最中に子供だった頃の記憶がよみがえってきます。だからこそ、参加している子供たちの気持ちが手に取るように分かります。自分の親と一緒に楽しく夢中になって、精一杯カラダを動かす。僕が子供だった頃は、それが夏休みのラジオ体操でした。今、僕の目の前にいる子供たちがやがて大人になったとき、「親子でエアロビクス」が楽しい思い出になっていてくれたら、また同じように自分の子供にもエアロビクスを体験させてあげたいと思うでしょう。運動指導は、運動を教えると同時に、思い出づくりを行っているのだと思います。だからこそ、心をこめて運動指導を行わなければいけないと思うのです。

日常トレーニング2 [2008.3.26]
メタボリックや生活習慣病予防の為には、運動が必要だと分かってはいるが、運動をする時間が無いという方に日常生活の中で行えるトレーニングを提案しています。食事の買い物でスーパーなどに行く機会が多い方は、買い物カゴにビールやワインや牛乳など、重たい物から先に入れてください。重たい物を持ちながら、店内を歩くのは疲れると思うかも知れませんが、これをしばらく続けていると、今まで重たいと思っていたものが、重いと感じなくなってくるのです。重たいカゴを持つために必要な筋肉がつくためです。これがトレーニング効果です。日常生活の中であえて身体を動かしたり、力を使うことを見つけて実践してみてください。それが習慣になってきたころ、自分の身体の変化に気が付くと思います。

たまたま [2008.3.18]
2月17日に東京マラソンと同時開催された「東京マラソン祭」のゴール地点で、エアロビクスのレッスンを行いました。これは東京マラソンの応援に来ている見学者に向けてのエアロビクスレッスンで、指導テクニック以外にプロとしての度量も試されます。2月の東京は体感温度が非常に低いため、ポケットから手を出してもらうだけでも大変な事です。勿論、エアロビクスを行う為に会場に来ている方はいないので、運動を行える格好ではありません。しかし、たまたま体験したエアロビクスが楽しかったならば、運動を行うきっかけ作りとしては最高といえます。運動をしていない方が運動を行うようになるには、運動が楽しいという体験をしてもらうことが重要だと思うのです。たまたまこの日、通りかかった方々が、たまたまエアロビクスを体験し、楽しかったと感じて頂き、それがきっかけでフィットネスをはじめてもらえたならば、運動指導者としてこんなに嬉しい事はありません。

メタボリック [2008.3.11]
特定保健制度導入に伴い、様々な市区町村でメタボリックシンドロームの講習会が開催されています。私は健康運動指導士の立場から、運動の必要性について講習をさせていただく機会が増えてきました。実際どのような運動をどのくらい行えばよいかということを、「健康づくりのための運動指針」に沿って話をすすめています。しかし実際には、個人個人の生活習慣を見直さなければメタボリックシンドロームは改善されません。食べるものに困らない社会、技術の進歩により身体を使う機会が少なくなる環境、このような状況下でメタボリックにならない方が難しいのではないでしょうか?メタボリックシンドローム予防の為の手段は数多く紹介されていますが、何より大切なことは日常生活の中でどれだけ動くことができたか?だと思うのです。

動く喜び [2008.2.29]
自分の身体が自分の思い通りに動く。当たり前の事に聞こえるが、これほど幸せな事は無いと思うのです。怪我などで一時的に身体の一部が使えないと、そのありがたさが身にしみます。
僕は身体障害者の方々に向けて、運動指導を行なっていますが、身体の一部の機能が使えないという理由で身体を動かさずにいれば、障害者でも生活習慣病になってしまいます。実際、障害のある方に向けて実施可能な動きをプログラミングして、運動指導を行なっているのですが、参加者の皆さんは自分のできる範囲で最大限の努力をしてくれます。そして、動く部位がある喜びを噛み締めています。
自分の思い通りに自分の身体が動く。この幸せを忘れてはいけないと思うのです。

熱い思い [2008.2.16]
志や自分のやりたいこと、理想となるイメージと現実のギャップなどが具体化され、心の底から本当に思うことが、「熱い思い」となって自分の言動となって現れる。しかし「熱い思い」は、周りの人へうまく説明ができなければ誤解を生む言動にもなってしまう。特に自分の後輩などが、自分の意見を言えない状況を作り出す原因に繋がってしまうこともある。一人の力では限りがある。皆でより良くするには、後輩でも自分の意見や考えを気兼ねなく言ってもらい、より良いものを取り入れていく状況を作らなければならない。口から出た「熱い思い」は、一方通行的な押し付けや強制にならないよう、相手の立場にたって発言していきたいと思うのです。

時の流れ [2008.2.9]
新年を迎えて、あっと言う間に1ヶ月が過ぎました。時間の経つ早さに驚かされますが、同じように時代の流れもスピードアップしていると感じます。交通機関は勿論、インターネットや様々なサービスは少し前とは比べられないほどスピードアップしています。この刻々と変化する流れに適応し、よりよい道をひらいていくためにはこちらもスピードアップしなければならないと思うのです。自分はこのままでよいという気持ちで、今までと同じペースで日々の活動(仕事など)に取り組むということは、時代の流れに当てはめれば確実に遅れていく事になってしまいます。しかしこのようなハイスピードな時代だからこそ、常に自分自身を見つめ、流れに翻弄されないように着々と前に進まなければならないと思うのです。

日常トレーニング1 [2008.2.4]
人間の身体には適応性があります。日頃から身体を鍛えるトレーニングを行っていると、身体はそのトレーニングに適応して向上していきます。この事を考えて日々生活をしていると、様々な場所にトレーニングセンターが存在します。例えば電車です。揺れる電車の中で何も持たずに立っていると、身体は倒れないように安定しようとバランスをとります。様々な方向に揺れるため、特に体幹部を使用することができます。また予想外の揺れでは、運動神経を鍛えることができます。
このように何気ない日常の中に、身体のために徳となるトレーニングマシーンが数多く存在しています。スポーツクラブに行く時間のない方はまず身近で出来ること、例えば電車に乗ったら立つということからトレーニングを始めてみてはいかがでしょうか。

ユニバーサルプログラム [2008.1.30]
僕は今まで様々なフィットネスプログラムを制作し発表してきましたが、それは日頃運動を行っていない方々がどうしたら楽しく運動を行うようになるのかと考えたのがきっかけでした。プログラムを制作するにあたり、中心となる考えは「ユニバーサルデザイン」の発想です。これは、障害者が使いやすいものは一般の方も使いやすいという考え方です。実際様々な障害者に向けて運動指導を行う事で、いろいろな発見がありました。そして運動指導者として、固定概念があったのだと気づくこともできました。
現場での指導を積み重ねていくにつれてユニバーサルプログラムが受けいれられ、子供から高齢者など様々な世代の方々にも楽しんで頂けるようになりました。こうして発想と経験を重ねることで、他世代対応型のエアロビクス「ユニバーサルプログラム」が完成したのです。

業界 [2008.1.19]
最近何かと世間の注目を集めている相撲業界だが、実際の相撲の取組み(試合)を観て思う事に、勝った力士にマイクが向くと、『頑張りました』とか『相手の突っ張りはすごかった』とか相手の力士の事を絶対に悪く言わないのです。やはり相撲は日本の国技だから、礼を重んじることが基本にあるのだと思います。しかし仮に、相手の力士をけなしたらどうなるだろうか?けなされた力士は相手の力士に対して『こいつにだけは負けない!』と凄い闘志を燃やすだろう。決して広くない相撲業界、けなした相手とまた必ず対戦する。その中で、あえてマイナスのパワーを与えて自分を自ら窮地に落とす必要はないだろう。これは色々な業界に言える事だけに、言動には注意しなければいけないと改めて思うのです。

意識 [2008.1.15]
人前に立つ仕事、人に運動を教える指導者。ならば意識を高く持っていなければならないと思うのです。自分自身もしっかりとトレーニングして、見本となる存在でいなければならないと思うのです。講習や専門書などで得た知識も、まずは自分自身でも行い、効果を実感できたもののみを人に伝える。その際、脂肪まみれのカラダでレッスンや運動指導を行っても、説得力がありません。仕事が忙しくなり、少し自分自身のトレーニングがおろそかになっていると感じたとき、僕は「意識は落ちていないか?」と自分自身に答うのです。

新年 [2008.1.6]
今年も新たな目標を掲げて、2008年をスタートしました。1年365日、1日24時間、あっという間に過ぎ去ってしまうため、毎日を大切に過ごしていかなくてはもったいないと思うのです。そのためには、1年間の道しるべとなる目標設置が重要だと思うのです。そしてもう一つ、チャレンジする気持ちを持ち続けようと思います。「できる」か「できない」かで判断すると、過去にやったことがないことは全て「できない」ことになってしまします。「できない」かもしれないことが「できた」ならば、また一つ成長できます。そのため、チャレンジ精神を常に意識して2008年も目標に向かって全力で生きていこうと思うのです。

「鈴木孝一の熱い思い」(2010年掲載分)
「鈴木孝一の熱い思い」(2009年掲載分)
「鈴木孝一の熱い思い」(2007年掲載分)